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不労所得をつくってみようーサラリーマンの挑戦記ー

不労所得を作るため、普通のサラリーマンが挑戦していくブログです。株式、ソーシャルレンディング、ふるさと納税など。あと、英語、法律も少々

【読書】映画「夜は短し歩けよ乙女」の予習はした?

 

会社帰りに本屋に立ち寄る。

一角に「夜は短し歩けよ乙女」が積まれていた。

森見登美彦さんの小説だ。

懐かしい作品だが、なぜ今山のように積まれているんだと思ったら、

その帯には「4月7日に公開」と書いてある。

 

!?

 

kurokaminootome.com

 

 

1 森見登美彦さんって誰?

小説家。

大学生活を京都で送られていたので、

京都を題材とした作品をよく描かれる。

私も大学生活を京都で過ごしたので、

森見さんの作品に共感するところが多い。

独特の文体であるが、

リズム感のある文章と緻密な京都の風景の描写が読者をひきつける。

森見さんの描く主人公は、アホで、意地っ張り、不器用で、格好つけで、詭弁を並べ立てる。

そのくせに、手に入れることができない充実したバラ色のキャンパスを望んでいる。

しかし、意地っ張り、不器用なので、それを声に出すことはない。

 アホだなと思いつつ、共感できる自分もいたりする。

 

 ファンタジー的に読者を楽しませたかと思えば、

時に、不気味、不可思議な京都の描写を織りまぜる。

しかし、森見さんの京都の雰囲気は、

それとなくリアルな京都と似ていて、

本当にファンタージー的な事件が起きたり、

不気味な空間に通じていたりするのではないかと思えたりする。

 

そのコントラストは、いずれの作品にも通じていて、

その緊張と緩和の繰り返しも作品の魅力の一つと言えるでしょう。

 

2  夜は短し歩けよ乙女

(1)小説のあらまし

主人公は大学(おそらく京都大学)の先輩と後輩の黒髮の少女。

先輩は卑屈・後輩は天真爛漫と全く異なる二人。

下心全開の先輩、それに気づかない後輩。

 二人が出くわす場面を別々の視点で描いており、それぞれの考え方・捉え方が

全く異なっていて面白い。

舞台は京都、特に木屋町先斗町下鴨神社

これ以上書くとネタバレになりそうなので、ぜひ手にとって読んでいただきたい。

長くない小説で時間をかけずに読める小説だ。

 

(2)映画は?

森見さんの作品は、過去に2作品が映像化されている。

「四畳半神話体系」と「有頂天家族」。

両作品ともおすすめだが今回は説明を割愛する。

このうち、「四畳半神話体系」の脚本は上田さん(ヨーロッパ企画

キャラクター原案は、中村祐介(アジカンのジャケットを描いている人)が担当している。

「四畳半神話体系」は、

京都を舞台としたアホな大学生によるアホなストーリーで(これは褒め言葉)、

 そのストーリーの雰囲気・面白さを維持したまま、

映像化された良作だ。

 

今回の「夜は短し歩けよ乙女」も二人が脚本・キャラクター原案を務める。

お二人は、おそらく森見さんの作品の良さを理解されてて、

それを映像化する作業をされている。

 

大変期待できる。

 

3 映画は見るべし

森見さんの小説を読むと、不思議で奇妙な京都の一面を垣間見れる。

それは決して空想なおとぎ話ではなく、

本当にありそうな京都の一面だ。

京都が地元の私は、

京都人は意地悪いと訳もなくからかわれ、

東京で肩身の狭い思いをしたこともある(大げさ)。

その時に、森見さんの作品に立ち返るたび、

心がほっこりし、

あぁ、地元が京都で良かったなぁ、京都に帰りたいなぁと

思う。

 

映画を観る前に、ぜひ小説を読んでいただきたい。

森見さんの描く京都で、

ミステリアスな本当の京都の姿を知っていただきたい。

 

 

 

 【不当所得をつくってみようーサラリーマンの挑戦記ー】